【モダン】MTG読み物【リプレイ】

鍛冶友浩さんの「デジタル・マジック通信」

前回のバースリングポッド・メリーラeditionに引き続き、モダンデッキリプレイ回！今回はなんと、世界選手権優勝者、彌永 淳也さんがモダン環境で使用した

「白青黒フラッシュバック・コントロール」

手前、エスパーカラーが大好きなのでモダンという、自身手をだしていないフォーマットながらとても興奮させてもらいました！コントロールはこうでなくっちゃ！と思える動きに加え、幅広い相手に突き刺さるシルバーバレットカードの数々は素晴らしいの一言。

フェッチ＋特殊地形扱いの多色土地はやはり圧倒的なマナ基盤ですね。３色も危なげ無いのが羨ましい。３色デッキで「３ターン目に３色揃う」場面はよこしまさんが見るとやるせなさで泣くレベル。

このデッキの主格はやはり全てを取り仕切る神秘の指導でしょうか。ブロッカーとしても使える瞬唱の魔道士が誕生し、更に有用枠が充実した強力なフラッシュバックカードですね。たまーにいる「自重しないコモン」

思考囲いにコジレックの審問という過去スタンダードにおいても最高のパフォーマンスを提供してくれた優良ハンデスを筆頭に、素引きで良し。指導からのサドンプレイで良し！とした４枚積みのインスタント。シングル単価４桁を叩き出した素晴らしい除去である流刑の道。アラーラ時代のいずれも強力なトライカラーチャームの中からエスパーの魔除け。

３つの動画ですべてのカードが相手に対して非情なまでに厳かな苦渋を強いていましたね。

http://mtg-jp.com/reading/kajidigital/002638/

世界王者の作るデッキの官能さ。2012年度より禁止となってしまった野生のナカティルと罰する火によるZooなどのデッキパワーの低下も無く、

また全体的にZoo寄りだったモダン環境にて紹介された当コントロール。タイミングといい上記２枚の禁止宣告直後のアングルといい非常にかっこいいですね！

今回の見どころと言えばやはり全体的に墓地からのカードの使い回しだと思いますが、強いて言うならば神秘の指導が如何にねちっこいカードであるかが良く分かる所だと思いました。毎度の事ながら鍛冶友浩さんのMOリプレイ記事でのエンタティナー的引きの強さも素晴らしい。

ライフ差に加え、タルモゴイフのクロックを上回る聖トラフトの活躍も男前。スタンよりモダンで光ってるのが現スタンカードとしてちょっと寂しい気もしますが流石は神話レア。働くべき場所はどこであろうが在る。やっぱりジュゴンは凄かった！

モダンはスタンダードにはない華やかさが在る分、MOリプレイとしても映える映える。次回リプレイはスタンかモダンか、どちらにせよ楽しみであります！

それでは今日はこの辺で。

ではでは～。