あれから１０年、そしてこれから１０年。

ファイナルファンタジー。

モンスターハンター。

アーマードコア。

無双シリーズ。

今でこそ当然の様に親しまれているハイクオリティな映像にゲーム。

かれこれ１０と数年前、まだ純粋であった頃の手前の手元には当時最先端だったゲームボーイカラーが有りました。

あ、カラーが出た時には既に純粋さは微塵も無かったです。

純粋さを失う少し前、そう小学校４年生位の頃。よこしまさんが近所に引っ越してきました。

あ、よこしまさんとかどうでもいいです。

そう、小学４年生位の頃、良くある光景の一つとして、強請る子供に困る親。といった有触れているであろう光景が広がっていました。

育ち方を誤る以前の苦楽落下「スーパーファミコン買ってよー。クラスの友達持ってない人「割」と居ないよ。」

親「じゃあ、今度のテスト８０点以上とったらね。」

育ち方を誤った苦楽落下「うん。分かった！副声音(ちっ・・・ふぁっく！)」

まぁ、大して成績も良くない苦楽落下でしたが、悪知恵だけはやたら働いていたのでクラスのインテリ君を囲う作業に入りました。

悪餓鬼苦楽落下「このミュウのポケモンシール(ゴールド)攻撃999防御999あげるからテストの名前薄く消しやすく書いてね。」

インテリ君「え、やったー。分かったよ。」

案の定８０点をかるーく超えたインテリ君のテストと手前のテスト用紙を交換。名前を書き換えてドヤ顔で持って帰り、親に見せる苦楽落下。

本当に８０以上取ってくるとは思わなかったのか苦虫トゥースバイトな面持ちでその月の家計簿の出費に３００００円近く上乗せされました。

翌日テストをインテリ君に返して名前を書き直して貰い本来の持ち主の下へ。

ミューのポケモンシールを渡す。

「バイバイ！ミュウ！元気でね！」

そんなこんなでスーパーファミコンをゲットした手前でしたが、案の定それからの生活は中毒性の高い魅惑の物、その虜。

よこしまさんが越してきてからもよこしま邸にスーパーファミコンが導入されるまでの間、よく２人でロックマンに勤しんだものです。

その当初はゲームの画面の綺麗さや面白さに感嘆する毎日。

そして、次はゲームボーイカラーです。白黒がメジャーなゲームボーイ界に突如現れたゲームボーイカラー。

それを手にし、起動した際の色鮮やかなカラー！ポケモン一匹一匹にまるで命が宿ったかのように！

とかは別に思わなかったですがまぁ、言葉の綾ということで一つ。

やっぱり感動を禁じ得ませんでした。

現状ではVHS→DVD→Blu-rayなんてどんどんと映像技術は高まり留まる事をしりません。

１０と数年前のあの頃、カラーやアドバンスを片手にこの時代に生まれて良かった！なんて思って早、１０と数年経った現在。

まるで、カラーやスーパーファミコン。驚愕だった任天堂６４などなど。

今思えば、そういうのもあったねー（棒

レベル。

これから先、１０年後には世界の映像界、ゲーム界、どうなってしまうんだろう・・！リアル攻殻機動隊バリにひゃっほい！は、流石に無いとは思いますが。

今から楽しみ・・いや、どちらかというと末恐ろしいと感じております。

今でこそ、トゥーンレタリング、３Dなどが映像の幅を利かせていますが、そんな映像やゲームの創世記を支えたのはやはり何といってもドットイメージ！

http://www.nicovideo.jp/watch/sm16081726

実に凄まじい。この作品を見て感動した折、ふと前によこしまさんから教えてもらった作品を思い出しました。それが↓の方の作品。東方系。

http://www.nicovideo.jp/mylist/16497785

【ドット絵で】紅魔館の昼下がり【東方】 及び【ドット絵で】博麗神社の一日【東方】 。

どれほどの時間と手間がかかったのか、想像だに出来ませんが、見始めるとあっという間の１０分強。それほど凄い作品なのです！

クリエイターの皆さんは本当に凄い。手に職持つ人達は素直に尊敬してしまいます。

苦しい事も多々ありますが、それでも近日常日頃、改めて、この時代に生まれてよかったなー。と再認識している今日この頃、手前苦楽落下でありました。

それでは今日はこの辺で。

ではでは～。